フィリピンは「美人が多い国」としても知られています。

ではなぜフィリピン人女性は「美人」と言われることが多いのでしょうか。

ここではフィリピン人女性に美人が多い理由、どういった点が美人と言われるポイントなのかといったことについて紹介していきたいと思います。

なぜフィリピンに美人が多いと言われるようになったのか

小さい島まで合わせると7500以上の島があるといわれるフィリピンは昔から諸外国の血が混じってきたという歴史があります。

大航海時代以降はスペインの植民地となり、それが300年続いたことによってスペイン系の血が流れている人が多くいるという特徴があります。

また、その後はアメリカの植民地となり、そして独立したという経緯があるのです。

アジアの国でありながら欧米系の血が多く混じっているというのにはそうした理由があるのです。

顔が小さい、目鼻立ちがはっきりしている、手足が長いといった特徴があるのはそれが大きく影響していると言えるでしょう。

こういった外見的な特徴の他にも根付いた文化による欧米的な考え方と元々の現地の考え方がミックスされてフィリピンという国民性を作り上げていったのです。

そうしたフィリピンからは世界に多くの活躍する女性が出ています。

日本の芸能界でも「池田エライザ」「高橋メアリージュン」「秋元才加(元AKB48)」など活躍しているフィリピン系の女性は多くいます。

また、世界でも活躍している女優やモデルが多いというのも納得です。

「リザ・ソベラーノ」「キャスリン・ベルナルド」「オリヴィア・ロドリゴ」などがその代表格だと言えるでしょう。

フィリピンで美しいと言われる条件とは

ではフィリピンではどういった女性が「美人」という評価がなされるのでしょうか。

ここでは「美人の条件」について紹介していきます。

色白である

フィリピン人女性の美人である条件の1位は「色白である」ということです。

フィリピンは南国ということもあって小麦色の肌をした女性が多いのですが、男性も女性も色白が好まれています。

そのため屋根のない屋外で長時間活動することを嫌がりますし、美白クリームなどでの肌の手入れを欠かしません。

海やプールなどに行くことがあっても、長袖を着ていたり日傘をさしていたりします。

このように「美白」へのあこがれが強い国民性があり、色白であるということが美人の条件となっているのです。

このような理由でフィリピン人女性をデートに誘う際にも屋根のない屋外に長時間居るようなデートは嫌われます。

海で泳ぐ、山登りをするといった日焼けをするようなデートは避けた方が良いでしょう。

また、「白い」というのは肌だけでなく「歯」も含まれます。

フィリピンでは歯列矯正が普及しており、歯並びにこだわっている女性がほとんどです。

そして歯並びとともに「歯が白い」ということも重要となっています。

そのため外見を気にする人はホワイトニングをしていることが多く、歯の白さを求めています。

フィリピン人で美人とされている人は肌が白く、美しい歯並びで白い歯をしていることが多いのです。

目が細い

日本では「目が細い」というとあまり良い印象を持たれないことがあります。

人に向かって言ったりすると悪口にとられることもあります。

しかしフィリピンでは「目が細い」というのは誉め言葉となります。

日本では目がクリクリと大きく、ぱっちりしている方が美人と言われることがあるのですが、フィリピンでは逆なのです。

そもそもフィリピンでは目が大きくはっきりした目鼻立ちをしている女性が多くいます。

しかしそんな女性たちは目が細い方が魅力的だと思っているのです。

こうした点は国によって美意識が違うというポイントとなっています。

フィリピンで「マガンダン・ババエ」という言葉がありますが、これはタガログ語で「美しい女性」という意味です。

フィリピン人女性でこう呼ばれるのはたいてい目が細い女性となっているのも特徴的です。

毛深い

これも日本と大きく違っている点です。

日本では「ムダ毛処理」という言葉があり、女性は手足、わき、顔の毛は抜いたり剃ったりすることが多くなっています。

これらが伸び放題だと「体のケアをしていない女性」と判断されることもあります。

しかしフィリピンでは腕、足、鼻の下などの毛は伸ばしっぱなしで問題ありません。

それらの毛が魅力的だと考えられているためで、実際に腕や足の毛は処理されていない女性が多くいます。

日本人男性の感覚からするとあまり喜ばしいことではないと考える人もいるかもしれませんが、これもお国柄と言えるでしょう。

ただ、腕や足などの毛は処理しませんが、わきやアンダーヘアについてはしっかりと処理します。

また、毛に関する特徴として「ホクロから生えた毛は抜かない」ということもあります。

こういった毛はフィリピンでは「幸運の証」ということがり、目立つ場所であっても抜くことはありません。

フィリピン人女性の中で「美人」とされている人でもホクロから長い毛が伸びているということがあるのです。

美しく着飾る配慮をする

フィリピン人は身だしなみに配慮することが多く、自分を美しく飾ることに手を抜きません。

フィリピンは南国ということもあって、服装が派手でカラフルです。

色合いも赤、オレンジ、黄色、ピンクといった鮮やかで派手なものが多いのも特徴です。

こうした派手な服装に加えてアクセサリーもしっかりと身に着けます。

フィリピン人女性は「金(ゴールド)」を好むということがあり、金製品のアクセサリーを身に着けることが多くあります。

その際、一つだけ着けるといったことをせず、持っているアクセサリーを片っ端身に着けるということがあります。

手のすべての指に指輪をはめている女性もいます。

フィリピン人が美人と言われるのは外見だけではない

美人というと外見が美しいというイメージがありますが、決してそれだけで判断されるわけではありません。

特にフィリピン人女性が美人として扱われるのは「内面の美しさ」というものもあります。

フィリピン人女性は明るく元気でフレンドリーということがあり、話していて楽しくなるという女性が多くいます。

さらに第二公用語が英語ということもあってフィリピン人の9割以上が英語を普通に使いこなします。

そうした環境のためにコミュニケーション能力が極めて高く、多くの人と楽しくやり取りができるという特徴があります。

また、フィリピン人はホスピタリティ精神が高いということもあって、接客業、介護職、医療系の仕事に就いている人が多いのもそれを表していると言えます。

こうしたフィリピン人女性の性格、内面の美しさが「美人」と呼ばれることにつながっているのです。

まとめ

フィリピン人女性は美人と評価される人が多く、日本だけでなく世界中でモデル、女優として活躍している女性もいます。

そんなフィリピンでは「美人」の評価についても日本の評価とはかなり違っている部分があります。

色白、歯が白いといった点は近い部分があるかもしれませんが、「目が細い」「手や足が毛深い」といった点は日本人にはピンとこない基準かもしれません。

フィリピン人女性が「美人」になるために、どういった点に注意しているのか、配慮しているのかということを知っておくことで、よりフィリピン人女性と親密になっていくことができるでしょう。

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