日本では職場恋愛OKと考えている男女が多く、実際に経験がある人もいます。

彼氏・彼女と常に一緒にいたいと考える人たちにとって、職場恋愛は理想的。

しかし近年社内恋愛をしている人は減少気味なのです。では実際にどれくらいの割合で、恋愛に発展しているのでしょうか。

この記事では職場恋愛の割合について調査した結果をご紹介いたします。

メリット・デメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

日本の職場恋愛経験の割合

職場恋愛を経験している人の割合は、100％のうち女性が30％男性は23％という結果でした。

全体で約26％と、3割にも満たないことが分かりました。

そして、職場恋愛のきっかけになることが

挨拶をしているうちに、仲良くなった
相手からアプローチがあった
飲み会で仲良くなった

などが多く、そのなかでも「挨拶をしているうちに仲良くなった」という人が多い傾向にあります。

さらに職場恋愛から分かれて現在は関わっていないという人が4割、職場恋愛から結婚に発展したカップルは2割と、職場恋愛をした半数近くの人が別れていることも分かりました。

日本の職場恋愛が減った理由

日本のバブル時代ごろまでは、社内恋愛賛成派が多く「男性社員のお嫁さん候補」として女性を採用することもあったのです。

ですが、近年ではパワハラ・セクハラなどが起こりやすくなる理由もあり、社内恋愛を禁止している会社も増えてきています。

そして契約社員や派遣社員が増えたのも、一つの要因になっています。

さらに、近年のコロナ禍で、職場で異性とのコミュニケーションが減ったり、そもそもリモートで会えてないことも、職場恋愛が減っている原因の一つです。

社内恋愛のメリット

その人の本質がわかる
アプローチしやすい
恋愛に発展しやすい
楽しく仕事ができる

社内恋愛の大きなメリットは主に上記4つです。

それぞれ解説していきますので、見ていきましょう！

その人の本質がわかる

職場恋愛ではその人の普段の振る舞い（自分以外の人）が見られるので、本質を見られるメリットがあります。

職場では相手が社会的にどのような行動をとっているか、周りにどう接しているのかを見ることができます。

これは、職場恋愛の大きなメリットで、普通の恋愛では知るのが難しいことなのです。

アプローチしやすい

普段奥手な人でも、職場では挨拶や業務連絡など、必ず相手とコミュニケーションをとる機会があります。

「はじめまして」よりも、仕事関係で顔見知りの相手であれば、緊張することなく会話もできます。

さらに、喋るきっかけを作りやすいというメリットもあるのです。

恋愛に発展しやすい

恋愛が苦手な人でも、社内恋愛だと発展しやすいというメリットもあります。

職場が違う人を食事に誘うとき「自分が相手に好意があることが知られてしまうのでは？」という思いで、アプローチしにくい人もいますよね。

しかし職場の人なら、仕事の相談を口実に食事へ誘いやすく、飲み会も企画しやすいのです。

楽しく仕事ができる

職場に好きな人がいれば、仕事に行くのが楽しみになりますよね。

休みをなかなか合わせられなかったとしても、職場で会えるのも職場恋愛ならではの楽しみ。

また付き合い始めの気まずい雰囲気にもなりにくいので、すぐに仲良しのカップルになれることも大きなメリットになります。

職場恋愛のデメリット

隠す必要がある
公表すればデメリットも
喧嘩や別れたときに気まずい

職場恋愛では上記のようなデメリットもあるのです。

それぞれご紹介いたしますので、チェックしていきましょう！

隠す必要がある

職場恋愛は最終的にバレることがほとんど。

しかし始めのうちは、隠すことに徹することになります。

例えば、デートは職場近くを選べばバレる可能性もあるので遠方へでかけたり、ふとしたときにカップルのような雰囲気が出ないよう、注意しなければいけません。

付き合っていることを隠すのは、体力・神経ともに疲れることもあります。

公表すればデメリットも

隠すのが難しいのであれば、公表してしまえばいいのでは？と思いますが、こんなデメリットが出てきます。

周りから好奇の目で見られる
陰口を言われる
理解されない可能性もある

同僚からの理解が得られる環境であれば、公表するのもいいですがそうでない場合は、隠せるところまで隠したほうが楽です。

しかし公表の有無は、正解・不正解がないのでお互いしっかりと話し合った上で決定しましょう。

喧嘩や別れたときに気まずい

職場恋愛の一番のデメリットと言っても過言ではないのが、喧嘩したときや別れたときの気まずさです。

喧嘩したときは、職場での空気が悪くなったり仕事が手つかずになることも。

またあることないこと悪口を言い回って、噂が広まる危険もあります。

そういったストレスに耐えきれずに別れて、その後どちらかが退職・異動するケースも珍しくはないのです。

会社に迷惑をかける可能性もあるので、社内恋愛で別れるときは円満に話し合いができるように心がける必要があります。

まとめ

日本の職場恋愛の割合と、メリット・デメリットについてご紹介いたしました。

日本の職場恋愛の割合はかなり減少傾向にあり、経験した人は約3割と少ないです。

職場恋愛のデメリットはもちろんありますが、他の人への接し方を見られたり仕事へのモチベーションUPに繋がるなどのメリットもあります。

メリット・デメリットとうまく向き合って、職場恋愛を楽しみましょう！