2023.01.10
ベトナム語は難しい言語だと言われています。この記事では、ベトナム語の4技能のうち何が難しいのかを解説しています。オススメの勉強方法もあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
リーディングの難易度
ベトナム語のリーディングは、それほど難しくありません。なぜなら、ベトナム語の表記にはアルファベットが使われているからです。さらに、スペルと発音が一致している事が多いので、特殊な読み方をすることは少ないです。ベトナム語のリーディングは、4技能の中で最も簡単だと言えるでしょう。
ライティングの難易度
ベトナム語のライティングは、リーディングと同様にアルファベットを使用します。そのため、教科書のフレーズや単語を見て書くだけなら、それほど難しくありません。教科書のスクリプトを見て、CD教材を聞きながら書く練習をすると良いでしょう。
スピーキングの難易度
ベトナム語のスピーキングは難易度が高いです。発音の種類も日本語より多いですし、正確に発音しないと伝わらないことがほとんどです。ただ、ベトナム語は発音が難しい代わりに文法や動詞の活用変化が単純です。スピーキングとリスニングさえ制すれば、ベトナム語はそれほど難しくなくなるでしょう。
リスニングの難易度
ベトナム語の発音は日本語の発音よりも数が多いため、日本人がベトナム語の発音や声調を区別するのは難しいです。ベトナム語は、微妙な発音の違いでまったく別の言葉になります。ただ、リスニングは慣れもあるので、スピーキングよりは難易度は低いでしょう。
オススメの勉強方法
次に、ベトナム語のオススメの勉強方法をご紹介します。
ベトナム語に耳を慣らす
まずは、ベトナム語に耳を慣らすことが大切です。ベトナム語のリズムや発音に慣れることが目的なので、この段階ではベトナム語がわからなくても大丈夫です。YouTubeやポッドキャストを利用して、どんどんベトナム語のリスニングをしましょう。
シャドーイングをする
シャドーイングとは、リスニングで聞いた音をそのまま口真似して話してみることです。リスニングとスピーキングの練習になるので、意味がわからなくても大丈夫です。とにかく聞こえるがままにシャドーイングしてみてください。ベトナム語はとくに発音が難しいので、リスニングとスピーキングから入ったほうが効率的です。
発音と文字をリンクする
ベトナム語を学習するなら、ベトナム語を日本語の発音に無理に当てはめようとはせず、ベトナム語として理解するようにしましょう。
日本語の母音は「あいうえお」の5つです。これに対してベトナム語には11の母音があります。それぞれの母音の音を理解し、文字とリンクさせて覚えるようにしましょう。
文法と単語を覚える
次に、文法と単語を覚えます。ベトナム語の単語を覚えるときは、声調や発音記号も一緒に覚えましょう。なぜなら、スペルが同じでも声調や発音記号によって違う意味になるからです。
実践する
最後にベトナム語の実践をしてみましょう。1つの文章を何度もくり返して練習することで、自然と口が動いてくれるようになります。そうすると、本番の会話でも余裕ができ、気持ちのこもった自分の言葉として表現できるようになるでしょう。
まとめ
ベトナム語の難易度や、オススメの勉強方法をご紹介しました。ベトナム語はとくに発音や声調が複雑で、とくにスピーキングが難しいと言われています。ベトナム語を勉強するときは、リスニングやシャドーイングから取りかかるのがオススメですよ。