2022.12.19
近年、日本にもベトナム人が増えてきました。学校や職場など、身近にベトナム人がいる人も少なくないでしょう。この記事では、ベトナム人とコミュニケーションを取るうえで大切なことをご紹介します。ぜひ参考にご覧ください。
積極的に声をかける
ベトナム人とコミュニケーションを取るには、こちらから積極的に声をかけることが大切です。ベトナム人は仲良くなった相手にはよく話をしますが、知らない人に対しては基本的にシャイです。たとえ、あなたに興味を持っていたとしても、遠慮して話しかけてこないこともあるでしょう。
また、ベトナムではFacebookや、ベトナム版LINEのZaloというアプリが人気です。IDを交換し、メッセージのやり取りを行うのも良いですね。
Noを気にしない
ベトナム人は、自分の予定を大切にするので、飲みに誘っても断られることがあります。ただ、それはあなたのことが嫌だからではありません。別の日に誘うと、快くOKしてもらえることもあるでしょう。1度や2度断られたくらいで、嫌われていると思い込むのはやめましょう。
曖昧な表現は通用しない
日本人はよく「たぶん」や「かもしれない」のような、曖昧な表現を使います。このような表現は、ベトナム人には理解できない可能性が高いので、注意しましょう。ベトナム人は「はい」「いいえ」をはっきりとさせます。
また、日本人特有の「空気を読む」文化は、ベトナムにはありません。ベトナム人に空気を読むことを期待しないようにしましょう。
遅刻を気にしない
ベトナム人と仲良くなるには、遅刻を気にしないことが大切です。ベトナム人は、よく遅刻をする国民性です。他人に合わせることよりも、個人の時間を大切にする傾向があるからです。そのため、遅刻は悪いことだという概念もありません。
しかし、日本人は他人に合わせることを何よりも大切にします。そのため、いつも遅刻してくるベトナム人にイライラするかもしれません。これは価値観の違いなので、ベトナム人と仲良くするには多少の遅刻は大目に見てあげましょう。
人前で注意しない
仕事でベトナム人の部下に注意をする必要があるときは、別室に呼んでから注意をするようにしましょう。ベトナム人はプライドが非常に高く、他人の前で注意をされることを嫌がります。うっかり人前で注意をしてしまうと、嫌われて仕事がやりにくくなることがあるので気をつけましょう。
ほめるときは人前で
ベトナム人はほめられることがとても好きです。ベトナム人の部下が仕事で成果をあげたときには、大げさにみんなの前でほめるようにしましょう。ベトナム語で伝えてあげると、もっと喜んでくれますよ。
まとめ
ベトナム人とコミュニケーションを取るうえで大切なことをご紹介しました。ベトナム人はシャイな人が多いので、仲良くなりたいと思ったらこちらから積極的に話しかけましょう。また、曖昧なコミュニケーションは避けて、はっきりと意思表示することをおすすめします。