日本人にとっては身近なものでも、外国人にとってはエキゾチックで心をそそられるものは、たくさんあります。とくに、日本の伝統的な和の習い事は、外国人からとても人気がありますよ。この記事では、外国人が憧れる日本の和の習い事を9つご紹介します。ぜひ参考にご覧ください。

華道

華道とは、講師がお花の生け方を教えてくれる習い事です。着物を着て通わなければならないイメージがありますが、服装は自由のところが多いです。華道の魅力は、花々のアレンジメントを通して、発想力や美的センスが磨かれることですね。また、表現力も身につきます。

茶道

茶道は、戦国時代に千利休が大成させました。茶道を通して精神が落ち着くことはもちろん、単純に抹茶や和菓子を堪能できるというメリットもあります。

茶道は、相手によって使用するお道具を変えるなど、思った以上に奥深いものです。茶道の奥深さを通して、思いやりの心を育てることができますよ。

書道

書道も、外国人が憧れる習い事の1つです。書道のメリットは、文字を綺麗に書くスキルが磨かれることです。

また心が落ち着いて、生活の質が上がるというメリットもあります。少しイライラすることがあっても、一文字一文字集中して文字を書くことで、イライラも自然と消えてしまいますよ。

琴は日本の伝統楽器です。琴は奈良時代に中国から伝わった楽器が、日本の弥生時代に生み出された楽器と融合してできたと言われています。

琴の音色は凛として美しいですよね。日本ならではの情緒を感じられます。また、楽譜が簡単でわかりやすいので、初心者にも優しいのが魅力です。

日本舞踏

日本舞踏の歴史は長く、西暦712年に成立した歴史書「古事記」に、その原型を見出すことができます。

日本舞踏の魅力は、動作の1つ1つが美しいことです。日本舞踏を習うことで、自然と動作の美しさや正しい姿勢を身につけることができますよ。

また、1つの作品の中で、1人の演者が何役も踊り分けるのも日本舞踏の楽しさです。ときには幼女になったり、ときには勇ましい男性になったりと、役に成り切って演じ分けるので表現力が身につきます。

和太鼓

和太鼓の歴史は、なんと縄文時代にまでさかのぼります。太鼓は当時、情報伝達のために使われていました。

和太鼓を力いっぱい叩くと、ストレスの解消になりそうですよね。さらに、和太鼓は脳の活性化やリラックスにも効果があるとされています。

陶芸

陶芸も、外国人から人気の習い事です。陶芸教室では、食器や陶器のアクセサリー、雑貨などを作ることができます。

自分の好きなデザインの器を作ることができるなんて、なんだか楽しくなってきますよね。自分の陶芸作品が食器棚に並ぶのもうれしいものです。クリエイティビティが刺激されますし、自分の作った食器でご飯を食べると、美味しさもひとしおです。

三味線

三味線は日本の伝統楽器です。琴は柔らかく澄んだ音が出るのに対して、三味線は力強い音が出ます。

三味線ははじき方次第で、アクセントがついたり余韻を残したりと、音色が変わるおもしろさがありますよ。

着付け

外国人は、日本の着物に興味がある人が多いです。しかし、着物は着付けが難しく、日本人でも1人では着られない人がほとんどです。

着付け教室へ通うと、着物を1人で着られるようになり、帯を結ぶバリエーションも学べます。自分用のお土産に日本で着物を買って帰る外国人には、着付け教室はとても人気があります。

まとめ

外国人が憧れる日本の和の習い事をご紹介しました。日本の伝統楽器なら琴や和太鼓、三味線が、日本の伝統文化なら茶道や華道、書道や日本舞踏、陶芸が人気があります。また、着物に興味のある外国人は、着付けにも興味を持つ人が少なくありません。

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