ベトナム人に手料理をごちそうしようと思っても、好みがよくわからずに困ってしまった経験はありませんか？ 良かれと思ってごちそうしても、実は彼らの苦手な料理だったということもあります。この記事では、ベトナム人が苦手な食べ物10選をご紹介します。ベトナム人に手料理をふるまいたい人は、ぜひ参考にご覧ください。

生卵

ベトナム人には、生卵を日本人と同じように生で食べるという感覚がありません。ベトナムには卵を使った料理はたくさんありますが、どれもしっかり火を通しています。

ベトナムの卵は保管状態も悪く賞味期限も長いので、生で食べるとお腹を壊すと考えられています。そのため、初めて日本に来たベトナム人は、日本人が生で卵を食べるのを見てびっくりすることも。

刺身

生で魚を食べることに抵抗のあるベトナム人も少なくありません。ベトナムにも寿司はありますが、ベトナムの寿司は日本の寿司と異なり、生のネタがほとんどありません。アボカドやチーズなどがお寿司のネタとして人気です。

こんにゃく

こんにゃくもベトナム人には人気がありません。食欲をそそらない灰色の見た目と、ぐにゃぐにゃとした食感と、味のなさが苦手なようです。もしベトナム人にこんにゃくを出すのであれば、煮物などでよく味を染みこませてあげると良いでしょう。

ゴーヤー

ほろ苦いゴーヤーは、チャンプルにして食べると美味しいですよね。独特の苦さがクセになる味で、ビールともよく合います。

しかし、ベトナム人はあの苦みが苦手。というよりもゴーヤーが傷んでいると感じるそうです。もちろん傷んでいるわけではなく、もともとの味が苦いのですが、ベトナム人からするとそんなことはわかりません。

カレーライス

ベトナムにもカレーはありますが、ベトナムのカレーは日本のカレーのように辛くはなく、甘味があってサラサラしています。ベトナム人は自国のカレーに慣れているので、コクがあって辛い日本のカレーは美味しくないと感じるようです。

もしベトナム人にカレーを出すのであれば、甘口カレーにしてあげましょう。ココナッツミルクを入れてマイルドにするのもおすすめです。

納豆

納豆もベトナム人が苦手な食べ物のうちの1つです。あの臭いと食感が受け入れらないようですね。たしかに納豆は臭いが強烈なので、日本人の中にも納豆を受け付けない人がいるくらいですよね。外国人からすると、初めて食べるものなのでよけいに気味が悪く感じるのではないでしょうか。

梅干し

ご飯と一緒に食べるとパクパクと食べられる梅干し。これもベトナム人が苦手な食べ物です。あの強烈な酸っぱさがダメなようですね。ベトナム人に梅干しを出すときは、あらかじめ酸っぱいということを伝えてあげると良いですね。

イカの塩辛

イカの塩辛もベトナム人は苦手です。イカはベトナムでも食べられているのですが、問題は味付け。ベトナム人は、あまり塩辛い味付けが好きではありません。ご飯と一緒に食べると美味しい塩辛ですが、ベトナム人の好みではないため、出さないほうが賢明かもしれませんね。

ごぼう

多くの日本食がベトナムに上陸しており、ごぼうもベトナムの一部の地域で売られていることもあるようですが、まだまだ浸透はしていません。そのため、初めてごぼうを食べたベトナム人は、木の根を食べているように感じることもあります。

もんじゃ焼き

ベトナム人は、ぐちゃぐちゃとした見た目のもんじゃ焼きを苦手に思う人が多いようです。味は美味しいのですが、やはり少し見た目には問題がありますよね。もんじゃ焼きよりもお好み焼きのほうが好まれるかもしれません。

まとめ

ベトナム人が苦手な食べ物10選をご紹介しました。もちろん、個人差はあるのですべての人に当てはまるわけではありません。ベトナム人に手料理をごちそうするときの参考にしてくださいね。