2023.08.02
バラエティ番組などでは日本の芸人が海外で虫の素揚げなどを食べてリアクションをしているものを良く見かけますが、逆に日本人としては当たり前の食材でも、外国人にとっては日本人にとっての虫食と同じくらい意外に思う食べ物があるようです。
それぞれの国によって食文化が異なりますので、国籍や人種によってはあり得ない食べ物というものは存在します。
そこで今回は日本でしか食べない食べ物とはなどの情報を見ていきましょう。
海苔
海苔は「日本歯科食べないもの」というよりも「日本人しか食べることができないもの」です。
というのも、海苔は日本人だけしか消化できないもので、外国人は海苔を食べても消化できないのでそのまま排出されるのです。
その原因は海苔を消化する腸内バクテリアを日本人しか持っていないからです。
何故、このようなことになったのかは明確には分っていません。
一説には日本人がかなり古くから海藻類を一般的な食物として摂取してきたことが原因ではないかといわれています。
松茸
日本では非常に高級で貴重な食べ物とされている松竹ですが、世界的にみても松茸を食するのは日本人のみです。
松茸独特の香りを日本人は「最高に良い香り」と感じますが、外国人にとってはその臭いがたまらなく嫌なのです。
ちなみに海外で松茸の香りについていわれていることは
・革靴にこもった臭気
・軍人の靴下の臭い
・数か月間お風呂に入っていない人の臭い
このように散々ないわれようなのです。
こうした理由から外国人は松茸を食することができません。
白子
白子は魚の卵巣で、外国人には受け入れがたい食べ物です。
魚の食べ方については日本が世界的に見ても非常に多種多様であるということがいえるでしょう。
こうした魚を余すことなく食べるという習慣は日本人だけなのです。
日本人が子牛の脳みそや睾丸を食べることを嫌がるように、外国人にとっては白子を食べたがりません。
白子が高級素材だと考えているのは日本人だけで、特にフグの白子は「猛毒を持っている魚の卵巣を食べるなんて!」とドン引きされているのです。
ただ、何も知らせないで食べさせた場合、外国人の舌に合う食材であるというのが皮肉ですね。
ごぼう
ごぼうは日本人でも嫌いだという人は少なくないのですが、外国人は食べられないという人がほとんど。
理由としては、独特の泥臭さや香りやえぐみなどが全く受け付けないということです。
しかも、外国人にとっては「何故木の根っこを食べる必要が?」と考えるようです。
中には「まるで割り箸を食べているみたい」と完全に木を食べている感覚の人も少なくありません。
そもそも外国には植物の根を食べるという習慣がないので当然といえば当然のことでしょう。
馬刺し
最近では海外でも魚の刺身を食べる人が増えている中で、馬刺しが敬遠されているのは意外な気もしますね。
ですが、そもそも海外では馬を食べるという発想も習慣もありません。
唯一、日本以外に馬肉を食するのは、中国なのですが、それでも食べているのは東北部の一部の地域だけです。
しかも、馬刺しではなく、精々がソーセージなどの材料としてしか食べることはありません。
世界的にも馬肉自体が食べられていないのですが、特にイギリスなどでは馬をペットとして飼う人が多いため、日本人が犬や猫を食べることができないという感覚と同じなのでしょう。
馬肉だけではなく、海外では「肉を生で食べるのは不衛生だ」という考えもあるようです。
もちろん、日本では厳しい衛生管理の元、製造や調理も行われているので衛生的な問題は全くありません。
卵かけご飯
日本では非常にポピュラーな食べ物の1つである卵かけご飯ですが、海外では受け入れられない食べ物のです。
「卵を生で食べるなんて信じられない」というのがその最も大きな理由。
実際に外国人の前で卵かけご飯を食べると「生で食べると病気になるぞ!」と注意されるということも。
中には「日本の卵は生で食べられるのか!凄い!」という声もあるようです。
実際のところ、海外の卵は新鮮じゃないものが多い上、日本のように洗浄して流通しているわけではないのでサルモネラ菌などで危険な場合があります。
なので、海外では卵かけご飯をすることは避けた方が良いでしょう。
まとめ
今回は日本でしか食べない食べ物とは?などの情報を見てきました。
我々日本人も海外で当たり前に食べられているものが食べられないということは決して少なくありません。
当然のことですが、食文化は国によって様々です。
海外の人が日本の食べ物の中で食べられないものがある、食べることが信じられないという考えを持つことはごく自然なことでしょう。
そうした意味でも、それぞれの国の食文化を否定することは注意すべきことだといえますね。