ベトナムでは、大学新卒就職率は約80%です。それでは、その80%の新卒者はどんな仕事を選んでいるのでしょうか?この記事では、ベトナム人女性に人気の仕事をご紹介します。

販売職・営業職

販売職や営業職は、会社が運営していくために必要なお金を稼いできます。会社の利益を上げるために、自社の商品やサービスを販売するポジションですね。ベトナム人女性は人なつこい人が多いので、コミュニケーション能力が必要とされる販売職や営業職にピッタリなんです。

営業は人柄も重視されるので、未経験でも採用してくれる会社もあります。なので、新卒でも比較的採用されやすいんですね。

会計・監査

会計・監査とは、企業の会計処理が適正であるかどうかを監査するポジションです。企業に欠かせないポジションなので、安定して良い給料をもらえます。しかし、採用されるためには経験も必要なので、新卒者には人気があっても実際に職を得るのは厳しいかもしれません。

総務

総務の仕事内容は多岐にわたります。たとえば、備品の発注や管理、施設管理やイベントの企画・運営、株主総会や取締役会の企画・運営、契約管理などです。中小企業では、総務が経理を兼ねていることもあります。

企業を円滑に運営するための縁の下の力持ち的な存在で、幅広い経験が積めるために人気があります。未経験でも採用しているので、新卒枠が多いのも特徴です。

秘書

秘書とは社長や役員などにつき、庶務を管理する仕事で、上司が仕事に集中できるように裏で支える補佐的な役割を果たします。具体的には、電話やメール、手紙の応対、来客対応やスケジュール管理、文書作成や出張の手配などを行います。

秘書に向いている人は、気配りができコミュニケーションスキルの高い人です。総務と同じでオフィス仕事なので、女性からの人気が高い職業になります。こちらも総務と同様、未経験でも採用の多い仕事です。

マーケティング

マーケティングとは、世の中が求めているものをリサーチし、ニーズを満たす商品やサービスを提供する仕事です。マーケティング職の主な仕事内容は、商品企画や営業企画・販売促進、市場調査や分析、広告や宣伝などです。

マーケティングに向いているのは、数字やデータに強く、消費者の立場に立って企画を進めることができる人です。自分が関わった商品やサービスが世間に広まると、やりがいを感じられますよ。

人事

人事の仕事内容は、人材を採用・育成したり、人材を評価したりすることです。

人事に向いている人の特徴は、人に興味・関心があり、人間観察力が高いことが挙げられます。せっかく採用しても、すぐにやめられてしまったら、会社にとっても損失ですよね。そんなことにならないように、人間観察力はマストなのです。

技能実習生

近年、外国人技能実習制度で日本に来るベトナム人の数が激増しています。技能実習制度は1993年に創立されました。その目的は、法律により以下のように定められています。

「技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護を図り、もって人材育成を通じた開発途上地域等への技能、技術又は知識の移転による国際協力を推進することを目的とする」

つまり、労働力の確保ではなく、海外への技能の移転が目的なんですね。そのため、長く日本に留まる必要はないので、技能実習生は最長5年までしか日本にいられません。

引き続き日本で働きたい外国人は、技能実習から特定技能に移行する必要があります。その場合は、最長10年日本で働けます。

まとめ

ベトナム人女性に人気の仕事をご紹介しました。ベトナム人女性には営業職や販売職が人気です。また、オフィスで働ける会計・監査や総務や秘書、マーケティングや人事といった職種も人気がありますよ。また、ベトナムからの技能実習生も年々増えています。

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