他国を訪れるときは、その国の礼儀作法を知ることが大切です。この記事では、ベトナムでの礼儀作法についてご紹介します。ベトナムを訪れる予定のある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

握手のときは肘に手を添える

日本では握手の習慣はありませんが、ベトナムではお別れのときや初対面のときに、握手をする習慣があります。握手のときは、左手を右手の手首や肘のあたりに添えるのが一般的です。ベトナム人と握手をするときは、ぜひやってみてくださいね。

悪い感情を表情に出さない

ベトナム人は、不要なトラブルや悪いイメージを与えるのを避けるため、感情を表情に出しません。とくにあまり良くない感情は、表に出さないように極力努めます。旅行でベトナムへ行く際は、なるべく悪い感情を表情に出さないようにしましょう。

公共の場でイチャつかない

欧米人カップルは、公共の場でもキスやハグなどの愛情表現を行いますが、ベトナム人は公共の場では愛情表現を行いません。このあたりの考え方は、日本人と同様ではないでしょうか。日本人も、公共の場であまりイチャイチャしませんよね。周りの目がありますし、周囲の人たちに気まずい思いをさせたくないからです。

寺院を訪れるときの服装

ベトナムの寺院や教会を訪れて内部を見学する場合は、ノースリーブやミニスカートはNGです。ベトナム人は、神聖な場所での露出は控えめなほうが良いと考えています。

ノースリーブを着ている人は、寺院に入る前にカーディガンを羽織るようにしましょう。また、帽子を取るのも忘れないようにしてくださいね。

写真撮影は許可を取ろう

ベトナムでは、ほとんどの人が写真撮影をされてもOKですが、撮影の前に必ず撮影が可能かどうか確認するようにしましょう。中には、プライバシーを尊重して撮影には応じたくない人もいます。

チップを渡す

ベトナムではチップの習慣が南部を中心に浸透しています。とくに、高級レストランやバーでは、ウエイターはチップをもらうために便宜を図ってくれます。会計が終わったら、直接本人にチップを渡すようにしましょう。

バスでは年上に席を譲る

ベトナムでは、お年寄りに席を譲る習慣が根付いています。相手が50代くらいでも、自分より年上の場合は席を譲ります。ベトナムでバスに乗ることがあったら、年上の相手に席を譲ってあげましょう。

ホーチミンの悪口を言ってはいけない

ホーチミンはベトナムを統一に導いた革命家で、ほとんどのベトナム人から愛されています。そのため、ベトナム人と友好関係を築きたければ、ホーチミンの悪口を言ってはいけません。

また、ベトナムでは公共の場で政府の悪口を言うことは禁じられています。うっかり言ってしまわないように気をつけましょう。

女性にお金は払わせない

ベトナムでは、レディーファーストが基本です。男女がデートに行くときは、基本的に男性がデート代を払います。そのため、もしベトナム人女性とディナーに行くことがあったら、決して割り勘にせず、おごってあげるようにしましょう。

丼を持ち上げない

ベトナムでは、丼を持ち上げて食べることや、丼に口をつけてスープをすする行為はNGです。日本ではOKなので、同じ感覚でベトナムへ行くと恥をかくことになりかねません。丼は必ずテーブルにつけたまま、スープを飲みたければスプーンで飲むようにしましょう。

フォーはすすらない

ベトナムでフォーなどの麺類を食べるときは、麺をすすってはいけません。ベトナムでは、麺をすするのは行儀の悪い行為だとされています。

それではどうやって食べれば良いのかというと、ベトナムでは麺を注文すると箸とスプーンが提供されます。箸で麺を取り、上手にスプーンですくいつつ口に持っていくと食べやすいですよ。

ベトナムの交通ルール

ベトナムは右側通行で、車両の走る道は日本と逆になります。また、赤信号でも右折はOKなので、歩行者は巻き込まれないように注意する必要があります。ベトナムでは赤信号無視など、交通ルールがあまり守られていないので、歩行者は常に気をつけるようにしましょう。

まとめ

ベトナムでの礼儀作法についてご紹介しました。観光でベトナムを訪れる際は、寺院での服装や公共の場での愛情表現に気をつけましょう。あまりラフな恰好で寺院を訪れると、内部に入れないこともあるので注意が必要です。

ベトナムで食事をするときは、丼は置いたままで、麺類はすすらないようにしてくださいね。

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