2022.12.17
海外に旅行に行くときは、その国における注意点や、ルールやマナーを知っておくことが大切です。もし知らないと、トラブルに巻き込まれたり恥をかいたりすることになりかねません。この記事では、ベトナム旅行の際の注意点について解説します。ぜひ、ベトナム旅行の参考にしてくださいね。
スリやひったくりに注意
ベトナムは、海外においてはまだ治安の良いほうです。ただし、スリやひったくりには気をつけましょう。ベトナムはバイク社会なので、バイクでひったくりにあうことがあります。歩いているときにはスマホなどを使わず、カバンをしっかり小脇に抱えて歩きましょう。
水道水は飲めない
ベトナムの水道水はミネラルが多く、飲むとお腹を壊します。歯磨きやうがいにも使用してはいけません。歯磨きやうがいには、コンビニで売られている500ml(約25円)の飲料水を使用しましょう。
タクシーのぼったくりに注意
タクシーは、こちらが旅行者だとわかると、高額な料金を請求してくることがあります。タクシー会社が車体に書かれていない個人タクシーは、ぼったくりにあう可能性があるので注意しましょう。大手の「マイリン(MAILINH)」や「ビナサン(VINASUN)」を利用すると安全です。
市場のぼったくりに注意
市場では値段が書かれていない商品も多いです。旅行者に対しては値段を高めに設定することも少なくないので、ぼったくられないように注意が必要です。値切りに応じてもらえる場合もありますが、あまりにも執拗に値下げを求めるのは、トラブルの原因もなりかねないので注意しましょう。
食あたりに注意
ベトナムでは、生野菜や生の魚介類を食べると腹痛の原因になることがあります。できるだけ火の通ったものを食べるようにしましょう。万が一の場合に備えて、胃腸薬や腹痛用の薬などを持参しておくと良いですね。
トイレットペーパーは流さない
ベトナムのトイレは水流が弱く、トイレットペーパーを流すと詰まってしまいます。トイレには、トイレットペーパー用のゴミ箱が設置されているので、そこへ使用後の紙を捨てるようにしましょう。最初は抵抗があるかもしれませんが、しだいに慣れますよ。
熱中症に注意
ベトナムは日本と比べて年間の平均気温が高いため、熱中症に注意するようにしましょう。炎天下を移動するときは、こまめに水やスポーツドリンクを飲みましょう。帽子をかぶるのもおすすめです。
また、日差しが強いので、日焼け止めやサングラスを持参すると良いですね。日焼けしたくない人は、長袖を着るのも良いでしょう。
蚊に注意
ベトナムで蚊に刺されると、デング熱やジカウイルスに感染することがあります。とくに、草木が茂る場所は蚊が多いため、外出前に虫よけスプレーをかけるのはもちろんのこと、肌の露出は控えましょう。また、素足で川に入るのも避けたほうが良いでしょう。
バスでの注意点
バスでは、お年寄りに席をゆずることと、小額紙幣を持っていくことが大切です。
お年寄りには席をゆずる
ベトナムは儒教の国なので、お年寄りを大切にする文化が根付いています。バスの中でお年寄りに席をゆずるのは当たり前のことなので、知らん顔しないように注意しましょう。知らん顔をしていると、乗務員に注意されかねません。また、ベトナムでは、相手が50代くらいであっても、自分よりも年上なら席をゆずります。
小額紙幣を持つ
バスの支払いで高額紙幣を出すと、お釣りがなくて怒られることがあります。バスに乗るときには、必ず小額紙幣を持っていくようにしましょう。バスは始発から終点まで乗っても、日本円で30円程度です。
レストランでの注意点
レストランでは、会計は各テーブルごとに行います。また、高級レストランではチップをあげることを忘れないようにしましょう。
お釣りの端数はチップに
高級レストランやおしゃれなバーでは、チップをもらうために店員が世話を焼いてくれます。お釣りの端数はチップにすると喜ばれるでしょう。チップの額は、数万ドン程度でかまいません。
会計は各テーブルで
ベトナムのレストランでは、食事の会計は各テーブルで行います。食事が終わったら従業員を呼んで、チェックする旨を伝えましょう。そのまま立ち上がったら、食い逃げと思われかねないので注意が必要です。
まとめ
ベトナム旅行の注意点について解説しました。ベトナムではタクシーや市場のぼったくりに注意しましょう。ベトナム人の知人がいれば、一緒に買い物についてきてもらうと心強いですね。また、食あたりや熱中症、蚊などにも注意するようにしましょう。あらかじめ注意点を知っておくことで、快適な旅ができると良いですね。