ベトナムは一般的に親日国家といわれています。
日本人もそれを信じていますが、ベトナム人でもない日本人がベトナムは親日国家だと言い切るのは違和感がありますよね。
日本人は一体ベトナムのどこを見て親日国家だと感じているのでしょうか。
そこで今回はベトナムは日本からなぜ親日といわれているかを見ていくことにしましょう。

親日国家ベスト10

ベトナムは親日国家といわれていますが、実際のところどの程度親日なのでしょうか。
また、ベトナム以外の親日国家も気になるところですね。
まずは世界の親日国家ベスト10を見ていきましょう。

親日国家ランキング

・第10位  イタリア
・第9位   インド
・第8位   インドネシア
・第7位   シンガポール
・第6位   香港
・第5位   フィリピン
・第4位   マレーシア
・第3位   ベトナム
・第2位   タイ
・第1位   台湾

このように全体的に見ると欧米諸国では親日度合いはそれほど高くなく、アジアで圧倒的支持を得ているといえるでしょう。
特に東南アジアの国では親日家が非常に多いようです。
ベスト10の内、東南アジアの国は実に6か国にもなります。

ベトナムは親日国家としては1位ではなく3位ですが、98.0%の好感度があるので、1位や2位にも引けは取らないといえます。
ベトナムにおける日本の好感度の背景には日本の援助の存在があります。
また、労働目的の面でも日本はベトナムで人気が高く、現在日本で働く外国人労働者の中ではベトナム人が最も多数を占めています。

1960年代1970年代の印象が強いベトナム

日本人はベトナムに対して強い興味を持っているわけではありません。
もちろん、ダナンやホイアンをはじめとする有名な観光地が日本のメディアでも喧伝され、憧れを抱く日本人は決して少なくないのですが、それ以外のことはほとんど知られていないといって良いでしょう。

そのため、日本人の間ではベトナムといえばベトナム戦争というイメージが強いままです。
正にベトナムの印象は1960年代、1970年代で止まってしまっているのです。
ベトナム戦争以降、日本でもベトナムの歴史を習いますが、それはほぼ「ベトナム戦争について」ということばかりだったのです。

その中では戦争当時の写真もあり、悲惨な状況を見て衝撃を受けた人も決して少なくありません。
日本人は結局ベトナムについて初めて知るキッカケになるのはベトナム戦争であり、それ以降のベトナムについてはほとんど知らないといって良いでしょう。

中にはベトナム旅行に行く人に対して「戦争があった国だけれど安全なのか」という心配の声も出る場合もあります。

アンケートやランキングで人気

様々なアンケートやランキングで、ベトナム人の多くが親日であると思われる結果になります。
実際に好きな国ランキングなどでは常に1~3位には入っています。
やはり自国のことを好きだ、一度は行ってみたいなどとポジティブなことをいわれれば、どこの国の人でも相手国に好印象を持つものです。

こうした事実があるので、日本人はベトナムを親日国家だと考えているのです。
過去の戦争でも直接争ってもおらず、日本とベトナムは非常に良い関係を築けている国家同士ということができるでしょう。

日本企業の進出がめざましい

日本貿易振興機構の調査によると、2020年、ベトナムで創業する日本企業は1985社とされています。
ハノイやベトナム北部には794社、ホーチミンには1044社、ダナンには147社があります。

日本企業の内訳はイオン、ファミリーマート、パナソニック、ホンダ、トヨタ、味の素、エースコック、ロート生薬など、日本でも知名度の高い優良企業が多く参入しています。
2019年にはユニクロがホーチミンに出店、多くのベトナム人は非常に注目を集めています。

また、バイク社会のベトナムでは「ホンダ」や「ヤマハ」などを知らない人が少ないといえます。
さらに、エースコックが販売している「ハオハオラーメン」はベトナム国内だけで300億食を突破しており、人気の商品なっています。

こうして日本企業を多く受け入れてくれているところでも、ベトナムが親日国家だということが分かります。

日本にきて働くベトナム人が多い

親日国家として知られるベトナムですが、現在日本で働く外国人労働者はベトナム人が最も多いのです。
外務省が2019年に東南アジア10か国を含む19か国に行った対日世論調査では「最も信頼できる国はどの国ですか」との質問に、ベトナムの回答者の実に51%が日本を選んでおり、他の東南アジア諸国の中でダントツの1位です。

2位のミャンマーは40%、3位はタイの39%ですので、どれだけベトナムが日本を好意的に見ているかがハッキリ分かります。
また、「あなたの国と日本はどのような関係にあると思いますか」という質問でも「とても友好的な関係にある」と答えた回答者が69%と高い水準となっています。

こうした背景があるので、ベトナムの人たちは日本に出稼ぎにくることを怖いとは思わないようです。
確かに昨今では、ファミレスやコンビニ、倉庫の仕分けなど様々な場所でベトナム労働者を見かけることが増えました。

しかも、彼らは完璧な日本語を話す人が多くとても好感が持てます。
こうした労働者の多さを見ても、ベトナムは親日国家だと感じることができますね。

まとめ

今回はベトナムは日本からなぜ親日といわれているかなどの情報を見てきました。
東南アジアに多い親日国家ですが、その中でもベトナムの親日ぶりは日本人としては嬉しい限りです。
しかし、ベトナムの人は日本のことを良く知っていても、日本ではベトナムのことはあまり深く知られていません。
真の友好国となるために日本もベトナムの文化について学んでいく必要がありそうですね。

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