2023.04.24
日本では、身振り手振りで会話をすることが少ないですが、海外では良く使われます。
そして、日本では普段何気なく使われ散るジェスチャーやハンドサインは、海外では不快な思いをさせてしまう恐れのあるものもあります。
ベトナムでも、ジェスチャーやハンドサインに気をつけなければいけないことはあるのでしょうか。
今回は、ベトナム人に対して使用を注意するジェスチャーやハンドサインについてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ベトナムに対して使用を注意するジェスチャーやハンドサイン
ベトナムに対して使用を注意するジェスチャーやハンドサインは、人差し指と中指をクロスさせたジェスチャーです。
これは日本ではあまりすることのないジェスチャーですが、欧米では「幸運を願うサイン」として一般的なハンドサインです。
しかしベトナムでは、相手を侮辱するという失礼な意味が込められていますので気をつけましょう。
そしてもう一つが「手招き」です。
日本では「こっちに来て」と手招きをしますが、海外の人には「シッシ」と遠ざけているように見えています。
あっちに行けというふうに捉えられてしまう恐れもあるので、海外で人を招くジェスチャーをする場合は、手のひらを上に向けて指を曲げるようにしてください。
ベトナムで気をつけるべきTPOについて
ベトナムではジェスチャーやハンドサイン以外にも、TPOについて注意しなければいけないことがいくつかあります。
日本では当たり前のようなことでもベトナムではNGなことがありますので、ご紹介します。
寺院での服装について
ベトナムは1年中気温が高い国です。観光でもできるだけ涼しい格好で過ごしたいものですが、寺院を訪問する際には注意が必要です。
肌の露出が多い服装はNGとされています。
もし、露出の多い服を着ているのであれば、薄手の上着を羽織るなどして入場するようにしましょう。
また、ミニスカートも避けましょう!
カメラを向けるときには注意
ベトナムでは軍関係者や警察にはカメラを向けないようにして下さい。
ベトナム観光中に、軍関係者や警察を見かけることは珍しいことではありません。
他国の軍や警察が珍しいからとカメラを向ける人もいますが、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。
物珍しいものばかりで、写真に収めたい気持ちはわかりますが、好奇心に任せて行動すると危険な思いをする可能性もあるので要注意です。
子供の頭は撫でてはいけない
ベトナムでは、子どもを見かける事がよくあります。
人懐っこい子もいて、自分から寄ってくることもあるのですが、日本の子と接する感覚で頭を撫でるようなことはしないで下さい。
というのも、ベトナムでは日本に比べて誘拐が多い国です。親が不快な思いをする可能性もありますし、勘違いされる恐れもあるので気をつけて下さい。
ベトナムで気をつけるべきこと
続いて、ベトナムで気をつけるべきことについて説明します。
日本では普通なことですが、ベトナムではトラブルに巻き込まれてしまう危険な行為なので、しないように心掛けましょう。
貴重品の持ち歩きに注意
日本では肩掛けバッグなどに貴重品を入れて出歩くのは、普通ですよね。
しかし、ベトナムでは注意が必要です。
ベトナムにはバイクに乗ったひったくりがかなり多く、貴重品の入ったバックを方から下げて歩いていると、盗まれる可能性が高いのです。
また、ひったくられた際に、転倒してケガをする恐れもあるので要注意です。
国の批判はしない
ベトナムは愛国家が多い国です。政治体制などについて公共の場で批判をすると、取締対象になってしまうこともあるのです。
現地の人と喧嘩に発展するおそれもあるので、要注意ですよ!
国に関することは、思っていても口に出さないように気をつけましょう。
お店には持ち込み禁止
これは日本でも、お店によってはありますよね。ベトナムでも、ローカル向けレストランなどに飲み物やおやつを持ち込むのはNGです。
基本的にベトナム人は持ち込みに関して、怒ることはありません。注意されることもめったにないのです。
しかし、外国人観光客のこのような行為は目立ちますし、注意されないもののいい顔はされません。
もしも、理由があって持ち込んでしまった場合は、店員さんに事情を説明するようにしましょう。
トラブルに巻き込まれたときの対処法
自分が気をつけていても、トラブルに巻き込まれてしまうことはあります。
右も左も分からない地で、トラブルに巻き込まれるとパニックになり冷静な判断ができなくなる人も少なくはありません。
ぼったくりに逢い激しい口論になった後に、仲間を呼ばれ暴力事件に発展してしまったという話も実際にあります。
もしも、危険を感じた場合は必ず、現地の人に知らせて助けを求めるようにしましょう。
• 密室
• 夜間
• 人気のない場所
上記の3つはとくに危ない場所です。単独行動はしないようにして下さい。
言葉のやりとりがスムーズに行かない異国だと、旅行者だけでうまく被害届を受理してもらうのも大変です。
ベトナム旅行に行くのであれば、事前に下調べをして注意深く行動するようにしましょう。
まとめ
ベトナム人に対して使用を注意するジェスチャーやハンドサインについて解説しました。
• 人差し指と中指をクロスさせたジェスチャー
• 手招き
ベトナムでは、上記のジェスチャーやハンドサインは避けるようにしましょう。
手招きをする場合は、手のひらを上に向けて指を曲げるようにするように心掛けて下さい。
また、寺院では肌の露出が多い服装は避ける、貴重品を入れたバックは肩から下げないようになどのTPOに関することも注意するようにしましょう。
ベトナムの旅行を楽しい思い出にするためにも、こういった注意点はよく調べたうえで行くようにしてくださいね!