近年では、職場にベトナム人がいるという人も少なくないでしょう。ベトナムで働いている人もいるのではないでしょうか? この記事では、職場でのベトナム人から見た日本人の印象をご紹介します。

時間に正確

日本人は時間に正確で、遅刻をめったにしません。一方、ベトナム人は仕事でもプライベートでも、遅刻をよくします。

これは、日本人とベトナム人の遅刻に対しての概念の違いです。日本人は遅刻を悪いことだと思っています。小中学校では、遅刻をすると「遅刻は犯罪だ」と怒る先生もいます。仕事に限らず、プライベートでもいつも遅刻をしていると相手もうんざりしますよね。また、日本人は遅刻ばかりだと社会に溶け込めない可能性もあります。

ベトナム人は遅刻を悪いことだとは思っていません。なので、自分が遅刻をしても謝りませんし、待ち合わせ場所にもニコニコと現れます。

残業をいとわない

日本人は時間に正確ですが、残業をすることを嫌がりません。内心では嫌だと思っているのかもしれませんが、多くの人が残業をしています。

ベトナム人は家族との時間を大切にするので、基本的に残業はしません。独身者であれば、お金を稼ぐために残業をする人もいますが、既婚者は残業を嫌がります。

また、日本人は終業のチャイムが鳴ってから身の周りの片付けをする人が多いですが、ベトナム人はチャイムが鳴る前に行います。そして、チャイムが鳴ると同時に帰っていきます。ベトナム人は、終業後の1~2分の時間でさえもったいないと思っているんですね。

報連相の徹底

日本人は報連相を徹底しています。一方、ベトナム人は、自分でできると判断したことは報連相をせずに1人で解決することが多いです。日本人からすると、なぜ報連相をしてくれないのか不思議に思えるかもしれませんが、彼らはそのほうが効率がよいと思っているのです。

仕事とプライベートを切り離す

日本人は、勤務時間中に仕事以外のことは一切しません。一方、ベトナム人はフェイスブックを見たり、携帯のメッセージをチェックしたりなど、仕事以外のことにも手を出します。もちろん、業務が落ち着いたときに少しだけですが、彼らの目にはそれすらもしない日本人が非常にまじめに映るようです。

苦手な人とでも協力できる

日本人は苦手な上司や同僚とでも、仕事中は協力し合えます。一方、ベトナム人は、苦手な人とは仕事でもうまく協力できません。ベトナム人からすると、苦手な人と協力して仕事ができる日本人は、非常に我慢強く見えるのです。

意思決定が遅い

日本企業は、会社としての意思決定が遅い一面もあります。何か物事を決めるときは、何度も会議を重ねてやっと決断します。海外の企業は意思決定にスピード感があるので、よけいに日本企業の意思決定の遅さが気になるようです。

保守的

日本企業は保守的で、現状維持を大切にします。そして、新しい方法を模索したりルールを変えたりすることがほとんどありません。なので、仕事によっては効率の悪さにつながることもあります。

まとめ

職場でのベトナム人から見た日本人の印象をご紹介しました。日本人は時間に正確で、仕事とプライベートを切り離すことができ、苦手な人とでも仕事上では協力し合えます。また、残業もいとわないので、ベトナム人からはまじめで仕事熱心だと思われています。

ただ、日本企業は意思決定が遅く、保守的な一面もあります。スピード感に欠け、頭が堅いと感じるベトナム人もいるようです。

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