ベトナムは大阪から5時間と東南アジアの中では比較的日本に近く、また日本語が通じるお店も多いため、日本では人気の旅行先です。ただ、治安の良し悪しや、女性の1人旅ができるのかどうかが気になりますよね。この記事では、ベトナム国内の治安情報や注意点をご紹介します。ぜひベトナム旅行の参考にしてくださいね。

ベトナムの治安は悪くない

意外かもしれませんが、ベトナムの治安はそれほど悪くありません。むしろ、海外の国々と比べると良いほうだと言えるでしょう。24時間利用できるATMや自販機があるのも、治安が良いことの証明だと言えます。女性でも1人で旅行できますが、夜中の1人歩きはやめておきましょう。

軽犯罪は多い

ベトナムでは殺人や強盗などの犯罪はそれほど多くありませんが、ひったくりやスリ、置き引きなどの軽犯罪は日常茶飯事です。日本といるときと同じような感覚で街を歩くのはやめておきましょう。また、高価な時計やアクセサリーを身につけるのも、ターゲットとして狙われるリスクが高まります。

ひったくり

ベトナムはバイク社会なので、ひったくりの加害者もほとんどがバイクです。歩くときは、バッグを車道と反対側の手に持ちましょう。ショルダーバッグはたすき掛けにすることをおすすめします。

スリ

ベトナムでは、スリの被害にあうことも珍しくありません。財布だけでなくスマートフォンも狙われます。

気付かないうちにカバンを切られ、財布を取られていることもあるので、リュックを背負っているときはとくに注意が必要です。

置き引き

ベトナムでは、テーブルや床に物を置いておくと、取られてしまうことが多々あります。トイレに立つときは、必ず荷物を全部持ち運びましょう。少しの間でも、テーブルや床に物を置いたまま離れないように気をつけましょう。

ぼったくり

ベトナムではぼったくりも多いです。とくに多いのがタクシー料金で、ぼったくられることは日常茶飯事と言って良いでしょう。

こちらが外国人だとわかると何倍もの金額をぼったくられたり、おつりをごまかされたりします。また、わざと遠回りをして、通常の倍以上の金額を請求されることもあります。

タクシーに乗るときは、可能であれば現地のベトナム人と一緒に乗ったほうが良いですね。

ベトナム旅行の注意点

次に、ベトナム旅行の際に知っておいたほうが良い注意点をご紹介します。

政府の悪口はタブー

ベトナムは、中国やロシアなどと同様、共産党による一党独裁政治です。社会主義は何よりも正しいというのが前提なので、反対勢力は排除されます。

ベトナムでは、反政府運動をしている人々は国家転覆罪で逮捕されます。外国人であっても、ベトナム国内での罪はベトナムの法律が適用されるので、政府の悪口は言わないほうが良いでしょう。

警察とはケンカしない

ベトナムのような社会主義国では、警察が強い権力を持っているので、警察とケンカしないように注意しましょう。盗難にあった場合は警察署へ行きますが、そのときに警察がずさんな対応をしても怒らないようにしましょう。

食中毒に注意

ベトナムで外食すると、食中毒になる危険性があります。とくに屋台の飲食店は、衛生面に不安があります。稀に5つ星ホテルでも、ジュースに入っている氷や、野菜を洗うときに付着する水滴でお腹を壊すことがあります。

ベトナム旅行の際は、下痢止めを持参することをおすすめします。また、ミネラルウォーターを必ず持ち歩き、安易に屋台やホテルの飲み物を飲まないようにしましょう。

観光エリアの物価は高い

ベトナムは日本よりも物価が安く、旅行者は少ない予算で贅沢な滞在をすることができます。しかし、ハノイやホーチミンの中心の観光エリアでは、物価は日本と比べてそう変わりません。観光者向けのレストランやお土産屋などではお手頃感がないので、ベトナムへ行く前に現地の物価情報をチェックしておきましょう。

まとめ

ベトナム国内の治安についてご紹介しました。ベトナムは海外の国々と比べると、比較的治安は良いほうです。

ただ、ひったくりやスリなどの軽犯罪は日常茶飯事なので、ベトナム旅行の際は注意しましょう。置き引きも多いので、トイレなどで席を立つときは、必ず持ち物をすべて持ち運ぶようにしましょう。

ぼったくりも多いので、タクシーに乗るときはとくに注意が必要です。可能であれば、現地のベトナム人と一緒にタクシーに乗るなどして、ぼったくりを防ぎましょう。

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