日本人は、朝食を外で食べる人はほとんどいないのではないでしょうか? 家で食パンを焼いて食べる人が多いですよね。ところが、ベトナムでは国民の約半数が外で朝食を食べます。この記事では、ベトナムでの定番の朝食についてご紹介します。

朝食は外食が多い

ベトナム人は、朝食は外で食べることが多いです。「インテージアジア五カ国自主気企画調査」によると、49.5%もの人が朝食を外で食べています。

なぜベトナム人は、朝食を外で食べることが多いのかというと、ベトナム社会は朝が早いからです。学校や会社のスタート時間も早いので、家で調理をする時間がないのですね。通りのいたる所にある、簡単な食堂のようなところで朝食を食べます。

ベトナムでの定番の朝食

それでは、ベトナムでの定番の朝食をご紹介します。日本でも知られているフォーやバインミーの他、日本人にはあまりなじみのない料理もありますよ。

フォー

フォーとは、ベトナムのライスヌードルのことです。スープは、ハーブや牛肉の旨味が詰まっており、1口食べるともっと食べたくなります。コクはあるもののあっさりしていて、朝食にはピッタリです。人気のお店は早朝には営業しており、麺が亡くなり次第、昼前に営業を終了します。

バインミー

ベトナムはフランスに支配されていた過去があるため、パンを食べる文化が根付いています。朝食で人気なのは、バインミーと呼ばれるベトナム風サンドイッチです。フランスパンに切り込みを入れ、バターやパテ、野菜やハーブ類、肉などを挟んだものになります。

具には、ハムやレバーペースト、ミートボールや目玉焼き、にんじんやきゅうりなどがあります。屋台でテイクアウトして職場へ向かうベトナム人も少なくありません。

バインコット

バインコットとは、ベトナム風たこ焼きのことです。専用のフライ機に米粉を水で溶いたものを流し入れ、具にはエビやねぎ、ニラを入れます。火が通ったら野菜で巻いて、つけダレをつけて食べます。野菜たっぷりなのでヘルシーですし、意外にあっさりとしています。テイクアウト可能なお店もありますよ。

ベトナムビフテキ

ベトナム人は、朝からがっつりステーキを食べることもあります。1口サイズにカットされたビーフを、フランスパンにつけながら食べます。街中のビフテキ屋は、週末の朝には親子連れでいっぱいになるほどです。

コムタム

コムタムとは、細かいお米(砕け米)で炊いたご飯の上に、炭火焼肉や目玉焼きをのせたワンプレート料理です。ベトナムビフテキと同様に、ベトナムでは朝から食べる人が多いですよ。朝からお肉を食べて、エネルギーをしっかり補充するのですね。

まとめ

ベトナムでの朝食事情をご紹介しました。ベトナムは朝が早いので、家庭で朝食を調理する時間がありません。そのため、朝は外食で済ませる人が全人口の約半数もいます。

ベトナムで人気の朝食には、フォーやバインミー、バインコットやベトナムビフテキ、コムタムがあります。ベトナム人は、朝から肉を食べる人も多いですよ。

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