ベトナムと日本の文化の共通点をご存じですか? ベトナムと日本は異なる国ですが、実は共通点がたくさんあります。この記事では、ベトナムと日本の文化の共通点についてご紹介します。食文化から宗教まで、意外な共通点があっておもしろいですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

主食は米

日本もベトナムも主食は米です。日本の米が粘り気があってもちもちしているのに対し、ベトナムの米はパラパラしていて食感はぼそぼそしています。日本の米とあまりにも違うので、日本人がベトナムのレストランなどで白米をそのまま食べると、残してしまうことが多いようです。

ベトナムの米は、そのまま食べるよりもチャーハンにして食べるのがおすすめ。パラパラのご飯がチャーハンによく合い、あっさりと仕上がります。

また、ベトナムでは米麺が普及しており、米を麺として食べることも少なくありません。

箸を使う

日本もベトナムも、食事のときには箸を使います。日本と同様、箸だけではなくフォークやスプーンも使うことがあります。

日常的に箸を使うのは世界の中でも日本、中国、シンガポール、ベトナム、モンゴル、朝鮮半島くらいです。そう考えるとベトナムに親近感が湧きますよね。

ちなみに、正しいとされる箸の持ち方も、日本とベトナムは同じです。ただ、ベトナムでは箸を正しく持っている人はあまりいません。クロス箸やにぎり箸になっている人も少なくありません。そういう意味では、日本よりもマナーに厳しくなく、大らかな人が多いのかもしれませんね。

魚と野菜中心の食生活

日本は第二次世界大戦以降は肉食が増えましたが、歴史的に見ると魚と野菜中心の食生活を送っていました。ベトナムでも同様で、肉よりも魚と野菜中心の食生活が普及しています。

ただ、ベトナムでも日本と同様に、豚肉と鶏肉はよく食べられています。ベトナム料理が美味しいと感じるのは、食文化の背景が日本とよく似ているからかもしれませんね。

お茶文化が浸透

ベトナムには日本と同様に、お茶文化が浸透しています。ベトナムと言えばベトナムコーヒーが有名なので、意外かもしれませんね。実はベトナムのお茶の年間生産量は、日本よりも上なのです。

ただ、ベトナムのお茶は苦みが強いので、そのまま飲むとあまり美味しくないと感じるかもしれません。

ベトナムでは熱いお茶だけでなく、アイスティーやミルクティーも人気です。また、最近では「チャーチャイン」といって、緑茶やジャスミン茶のベースにライムと甘味を加えた冷たいドリンクも好評です。専門店も出ているので、ベトナムを訪れた際にはぜひ試してみてはいかがでしょう。

上下関係を重んじる

日本は儒教の影響が強く、お年寄りを大切にし、上下関係を重んじます。ベトナムも、長い間中国の影響下にあったので、儒教の影響が強く上下関係を重んじます。

ビジネスでも日本ははっきりとした縦社会で、上司の言うことは絶対という風潮があります。そのため、上司に言うべきことを言えず、パワハラやセクハラなどの問題が起きやすいというデメリットがあります。ベトナムも同様に、近年パワハラやセクハラなどが社会問題となっています。

仏教を信仰している

ベトナムには、日本と同様に大乗仏教が浸透しています。大乗仏教は、厳しい戒律のないおおらかな仏教です。日本人はほとんどが仏教徒ですが、良い意味で仏教徒の自覚がない人も多いですよね。ベトナム人も同様に、仏教徒の自覚のない人が少なくありません。

ベトナムと日本は共通点がたくさん

ベトナムと日本の共通の文化をご紹介しました。ベトナムにはあまりなじみのない人もいるかもしれませんが、実は食生活やビジネスにおける価値観、宗教など日本と似ている部分がたくさんあります。

ベトナムと日本の共通点を知ることで、お互いの文化背景についても知ることができ、お互いをより一層理解することにつながるでしょう。

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